なぜ「親の遺品」を手放すのはこんなに難しいのか?
「これは母が大切にしていた腕時計だから」
「父の使っていた万年筆。インクはもう乾いてるけど、なんだか捨てられなくて…」
遺品整理の現場では、こうしたお声を本当によく耳にします。
実際に遺品を前にすると、多くの方がこう感じるのです。
「ただのモノではない」「思い出が宿っている」と。
これは、とても自然な反応です。
“物”ではなく、“関係性”を手放すことになるから
親の遺品を手放すという行為は、単に「モノを処分する」ことではありません。
亡くなった親とのつながり、思い出、自分のルーツ――
それらを「物を通じて再体験」しているからこそ、捨てる・売る・手放すという選択がとても難しくなるのです。
特に、
親との別れが突然だった方
生前あまり会話ができなかった方
感謝や謝罪を十分に伝えられなかった方
こういった方ほど、遺品=心のやり取りの“残り火”として残しておきたくなる傾向があります。
「忘れたくない」という感情が“迷い”に変わる
遺品を手放せない心理の中には、「捨ててしまったら忘れてしまうのではないか」という不安が潜んでいます。
写真1枚、手紙、香水の香り
毎日つけていたネックレス
冷蔵庫のマグネットや、母の手書きのレシピ帳
これらを見ると、その人の姿・声・匂いまでもがふっと蘇ってくる。
だからこそ、たとえ使わないものでも「手放す=記憶の喪失」のように感じてしまうのです。
「親孝行できなかった」という“罪悪感”がブレーキになることも
「こんなに大事にしていたものを、私が売ったり捨てたりしていいのだろうか…」
「もう少し優しくしてあげればよかった」
「最期は孤独だったかもしれない…」
こうした後悔や自責の念が、「せめて遺品だけでもそばに」と執着心を強めるケースも少なくありません。
本当は心を整理したい。でも、どこかで「手放したら申し訳ない」という気持ちが出てきてしまう。
“物”に宿った思い出こそが、あなたにとっての財産だから
遺品が捨てられない。
それは決して、あなたが「片付けられない人」だからではありません。
むしろ、大切な人を大切に思ってきた証拠です。
だからこそ、「手放すこと」よりも先に、
なぜそれを残しておきたいのか
どんな記憶がその物にあるのか
その気持ちに、きちんと向き合う時間が必要です。
私たちは、モノだけを見ていません。
その背景にある想い・関係・歴史まで、丁寧にお伺いした上で、
無理のない“次の一歩”を一緒に探すお手伝いをしています。
遺品整理は“片付け”ではなく、“心の整理”でもある
遺品整理というと、「捨てる」「売る」「片づける」という物理的な作業が思い浮かぶかもしれません。
けれど、本当に大切なのはその“手前”にある――
あなたの心の準備や、過去との向き合い方なのです。
「物を手放す=思い出を失う」わけではない
遺品を手に取った瞬間に蘇る、親との何気ない日々。
その物がもう使えなくても、記憶の中では永遠に生き続けるものです。
しかし、多くの方がこのように思ってしまいます。
「手放したら忘れてしまうのではないか」
「処分するなんて、親不孝なのでは」
「思い出を消してしまうようで、怖い」
これは自然な感情です。
でも、実際に多くのご相談者様が一歩踏み出して気づくのは、
“モノがなくなっても、想いはちゃんと残る”ということ。
“残す物”と“託す物”を分けるだけで、心は少し軽くなる
遺品整理は、全部を処分することではありません。
むしろ大切なのは、次のように「選ぶこと」です。
今後も手元に残したいもの
誰かに引き継ぎたいもの(子ども・兄弟など)
想いは残しつつ、処分してもよいもの
必要とする誰かに使ってもらいたいもの(=買取や寄付)
この“仕分け”が、心の整理の第一歩になります。
「片づけ=終わらせること」と思うとつらくなりますが、
「残すべきものを選ぶ」と捉えれば、前向きな行動になるのです。
自分の気持ちと向き合い、“納得のいく別れ”を選ぶ時間
遺品整理には“正解”がありません。
他人から「捨てればいいのに」と言われても、心が納得できない限り、それはできないのです。
時には泣きながら、昔の写真に手を伸ばす
遺された服を触って、手触りに感情があふれる
一つひとつ手に取り、「ありがとう」とつぶやく
そうした時間は、心を整える“儀式”のようなものです。
効率やスピードを求めすぎず、あなたのペースで進めることが大切です。
「売る」という行為も、決して冷たいことではない
「遺品を売る」という言葉に、抵抗感を持たれる方もいます。
でも、こう考えてみてください。
それは、亡き人の大切にしていた物が、
もう一度、誰かに必要とされる形で“命を吹き返す”ことかもしれません。
たとえば…
形見の指輪をリフォームして、子や孫へ受け継ぐ
母が大切にしていたバッグを、誰かの元で再び使ってもらう
壊れて動かない時計でも、部品として誰かの役に立つことがある
“お金に換える”のではなく、「次へ託す」という選択。
それは、決して冷たいことではなく、想いを繋ぐ方法のひとつです。
遺品整理は、過去と未来の“架け橋”になる
親が生きた証。
共に過ごした時間。
そして、これからのあなた自身の人生。
そのすべてを見つめ直す遺品整理は、
単なる片付けではなく、自分と向き合う機会でもあります。
私たちはその過程において、
お客様の“心の歩み”にそっと寄り添い、
モノの価値だけでなく、気持ちの整理ができる時間を大切にしています。
売ってもいいの?手元に残すべき?悩んだときの考え方
遺品整理をしていると、多くの方がこんなふうに悩まれます。
「売ってしまっていいのだろうか…」
「思い出が詰まっているのに、手放して後悔しないだろうか…」
「でも、このまま置いておいても使わないし…」
特に、西宮・夙川エリアのご相談では、親が大切にしていた貴金属や記念硬貨、ブランド品、時計など、価値のある物だからこそ判断に迷うという声が非常に多く寄せられます。
ここでは、その悩みにどう向き合うべきか、いくつかの視点をご紹介します。
「売ること」=「忘れること」ではない
まずお伝えしたいのは、
遺品を売ること=親の思い出を否定することではないということです。
実際に、あるお客様が「母の指輪を手放すか迷っている」と相談に来られたとき、こうおっしゃいました。
「このままタンスにしまっておいても誰も使わないし、母の物が“無かったこと”になりそうで怖いんです」
私たちはお伝えしました。
「売ることは、忘れることではありません。
物に込められた思い出は、きちんと心に残り続けますよ」と。
そして、お母様が長年使っていた指輪を写真に収めてから手放すことで、気持ちに区切りがついたと後にご連絡をくださいました。
判断に迷ったら「手元に残す理由」を言葉にしてみる
本当に残したいのか、それとも「残さなければならない」と思っているだけなのか。
それを知るために、ぜひ一度考えてみてください。
それは使う予定があるもの?
誰かに受け継いでもらいたいもの?
ただ「親の物だから」という理由だけで残そうとしていない?
「とっておく理由が明確でない物」は、本当は手放しても大丈夫なものかもしれません。
逆に、どうしても捨てられない・売れない物には、今の自分にとって意味があるのだと気づけるはずです。
自分ひとりで結論を出さなくてもいい
遺品整理や売却の判断は、家族や信頼できる第三者と話すだけでも心が軽くなることがあります。
お子さんやご兄弟と話す
生前に親と仲の良かった人に聞いてみる
買取専門のスタッフに相談して、価値を知ってから考える
「売るかどうか」はすぐに決めなくてかまいません。
迷いがあるときほど、信頼できる相手と一緒に考えるプロセスがとても大切です。
売ることで「形を変えて想いを残す」という選択肢も
実際に当店では、以下のような“心を尊重した買取”の事例がありました。
祖母の形見のネックレスをお持ちの方が、「売ったお金で孫のランドセルを買いました」と報告してくれた
父のロレックスを売却し、家族旅行の資金にあて「最後にみんなで父を感じながら旅行ができました」と話してくれた
このように、形は手放しても、思いは新しい形に変えて残すことができるのです。
絶対に無理をしない。それが後悔しないコツ
最後にお伝えしたいのは、
「売らなければよかった」と後悔するくらいなら、今は無理に手放さないでください。
迷うものは、一旦保留にする
小さな品から少しずつ整理する
まずは「今の価値」を知るだけにしておく
こうしたステップを踏むことで、少しずつ気持ちの整理ができるようになり、結果として納得のいく選択ができるようになります。
意外と価値がある?買取対象になる主な遺品
遺品整理をしていると、「これは売れるかどうか分からない」と悩む方がとても多くいらっしゃいます。
確かに、価値が分からない物を処分するのは不安ですし、逆に“捨ててしまってから価値があったと知る”ケースも少なくありません。
特に当店がある西宮・夙川エリアでは、戦後~昭和時代の物を大切に保管していたご家庭が多く、
一見古そうに見えても、実は驚くような価格がつく遺品もあります。
ここでは、遺品整理の現場でよくご相談を受ける買取対象アイテムを紹介します。
貴金属(指輪・ネックレス・金歯など)
まず代表的なのが、金やプラチナといった貴金属類です。
古いデザインの指輪やネックレス
片方だけのピアス
使っていなかった金歯・インゴット・K18と刻印のある物
変形してしまったチェーン
たとえデザインが古くても、重さや純度によって現在の金相場で高値になる可能性があります。
特に2024年〜2025年は金相場が過去最高水準にあるため、まさに“売り時”です。
記念金貨・銀貨・古銭
「家の奥から見つかったけど、よく分からない…」という声が多いのが記念硬貨や古銭類。
御在位記念10万円金貨
御成婚記念5万円金貨
銀貨セット、外国の古いコイン
昭和初期〜明治時代の紙幣や硬貨
これらは金の含有量だけでなく、希少価値やコレクター需要によって値段が大きく変動します。
誤って銀行に“両替”してしまう前に、ぜひ専門店にお持ちください。
ブランド品(バッグ・財布・時計)
多少の傷みがあっても、人気ブランドなら高価買取が期待できます。
Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)
CHANEL(シャネル)
HERMÈS(エルメス)
ROLEX(ロレックス)などの高級時計
箱やギャランティカードがなくても買取は可能です。
特にロレックスなどの時計は「止まっていても部品取り用で需要がある」ため、捨ててしまうのはもったいない一品です。
宝石・アクセサリー
鑑定書がなくてもOK。意外とお値段がつくのがダイヤモンド・色石・真珠などのジュエリーです。
TASAKIやミキモトのパールネックレス
古い婚約指輪(0.2ct~)
祖母が集めていた翡翠やルビーの指輪
特に当店では、GIA資格保持者が在籍しており、相場に基づいた正確な査定が可能です。
他店で「石の価値はない」と言われたジュエリーが、当店で高評価された例もあります。
骨董品・茶道具・工芸品
「ただの古道具かと思っていたら…」と驚かれるジャンルがこちらです。
茶碗・鉄瓶・硯・掛け軸
漆器や焼き物、刀の鍔(つば)など
作者不明でも状態が良いと評価されることも
「なんとなく高そう」「もしかして価値がある?」というものは、捨てる前に写真だけでもご相談ください。
箱やサイン、共箱などの付属品があると査定額が上がることもあります。
カメラ・オーディオ・万年筆などの趣味アイテム
昔の趣味品も、今やコレクター市場で人気があります。
フィルムカメラ(特にNikon・Canon・Leicaなど)
古いオーディオ機器・真空管アンプ
モンブランやパーカーの万年筆
「動かない」「サビている」と思っていても、部品取り用でニーズがあるため、思わぬ価格になることもあります。
時計のベルト・箱・付属品だけでも価値がある場合も
実は、本体がなくても付属品に値がつくケースがあります。
ロレックスの空箱・ギャランティカード
ヴィトンのストラップ単品
空のジュエリーケースや保存袋
「これはどうせ価値がないだろう」と捨てる前に、一度ご相談ください。
ご相談は無料。捨てる前に“ひと声”かけてください
「これ売れますか?」という気軽なご相談、大歓迎です。
当店「ブランドプラス夙川店」は、スーパーLIFEの目の前にございます。
査定無料・キャンセルOK・ご成約で交通費全額負担のサービスもご用意しております。
遺品整理業者と買取店、どちらに頼むべき?
遺品整理を進めるうえで、多くの方が最初に迷うのがこの選択です。
「遺品整理業者に一括で頼んだ方が楽?」
「買取してくれるなら、専門店のほうがいいの?」
「そもそも何を基準に選べばいいのか分からない…」
実はこの判断次第で、費用負担が大きく変わるだけでなく、大切な遺品の“扱われ方”にも大きな差が生まれます。
まず知っておくべき違い:「整理」vs「査定」
項目 遺品整理業者 買取専門店
目的 処分・仕分け・搬出・清掃 査定・買取・再流通
見積り方法 物量や作業人数ベース 商品ごとの個別査定
対応範囲 部屋まるごと・家具家電なども対応 貴金属・ブランド・価値ある物中心
料金 原則、費用がかかる 査定・相談は無料が基本
特徴 一括処理できて便利だが、価値ある物も処分される可能性あり 査定価格が明確で、相場に沿った売却が可能
遺品整理業者は「量が多い」「片付けが優先」の場合に有効
実家が遠方にある
家具や家電など大量にある
空き家にして売却・解体予定
時間も人手も足りない
このようなケースでは、遺品整理業者に一括で依頼するメリットが大きくなります。
搬出・仕分け・清掃を一気にやってくれるので、体力的・精神的な負担は減ります。
ただし注意点として、査定能力がないまま貴重な遺品が「ゴミ」として扱われてしまうことも。
例:御在位金貨、ブランドバッグ、記念硬貨、ジュエリーなどが混在したまま「不用品」として処理される例も実際にあります。
価値ある物が多いなら「買取店」が圧倒的におすすめ
金やプラチナなどの貴金属がある
ダイヤモンド・宝石類を残していた
ヴィトンやシャネルなどのブランド品
ロレックスなどの高級時計
記念硬貨や古銭が出てきた
このような高価買取が見込める遺品が複数あるなら、必ず先に買取専門店へ。
当店でも、「整理業者に出す前に相談して良かった」という声を数多くいただいています。
中にはゴミ袋に入れかけていたネックレスに数万円の価値がついたケースも。
両方の“いいとこ取り”をする方法もある
「買取店」と「遺品整理業者」は併用するのが最も効率的な選択肢です。
まずは買取専門店に、売れる物がないか無料査定してもらう
残った不用品や大量の家具・家電は、遺品整理業者に依頼
これにより、
・価値ある物を高く売れる
・整理の手間を減らせる
・全体の費用負担を軽減できる
という3つのメリットが生まれます。
注意すべきは「片付けが優先の業者」の存在
一部の遺品整理業者では、
「回収した物を勝手に転売して利益にしている」
「価値ある物も不用品扱いで捨てている」
といった事例も報告されています。
このようなトラブルを避けるためにも、
査定と片付けを別で依頼する
査定は専門店(宝石・時計・ブランドに強い店)に出す
Googleの口コミや店舗情報を確認する
ことを強くおすすめします。
ブランドプラス夙川店では「まず相談だけ」でも歓迎です
当店では、遺品整理の前に
「これ、売れますか?」というご相談
「どれくらいの価値があるのか」無料査定
「整理業者との使い分け方」のアドバイス
まで、費用は一切かからず対応しています。
「亡くなった親の大切な物だからこそ、丁寧に扱ってほしい」
そう感じたときは、どうぞ一度だけでもご相談ください。
【実例】お客様から実際に相談されたケース紹介
遺品整理や親の持ち物に向き合うというのは、多くの方にとって人生で何度も経験することではありません。
だからこそ、「何から手をつけていいのか分からない」「手放して後悔しないだろうか?」と悩まれる方はとても多いです。
ここでは、当店「ブランドプラス夙川店」に実際にご相談いただいたケースの一部をご紹介します。
同じような境遇の方が一歩を踏み出すヒントになれば幸いです。
ケース①:金貨とジュエリーの整理に迷われていた60代女性
ご相談内容:
「母が遺した指輪と金貨が出てきたんですけど、金額が付くんでしょうか?売るのはちょっと気が引けて…」
対応内容:
・金貨は「御在位10万円金貨」で、状態も良好だったため、相場上限に近い金額で査定
・指輪はTASAKI製で、ダイヤが0.3ct入り。鑑定書はなしだったが、GIA基準で丁寧に評価
・金と宝石のそれぞれの価値を分けて説明し、査定根拠を明確化
結果:
査定額は計約35万円。ご家族とも相談のうえご売却に。
「丁寧に説明してくれて安心できた。母も納得してくれると思う」とのお言葉をいただきました。
ケース②:思い出のロレックス。処分か保管か迷った男性のご相談
ご相談内容:
「父が使っていたロレックスのデイトジャスト。止まっているし古いし、価値はないですよね?」
対応内容:
・時計はロレックス デイトジャスト16233、T番。使用感あり・動作停止
・正規オーバーホールに出すと10万円以上かかる旨を丁寧に説明
・壊れていても部品用としての需要が高いことを伝え、実勢市場価格を提示
結果:
75万円の提示に驚かれ、「壊れていてもそんな価値があるんですか!?」とご納得のうえご売却。
後日、遺品整理でまた別の時計をお持ちいただき、リピーターに。
ケース③:引き出しから出てきた大量の記念硬貨。捨てようか迷っていたご夫婦
ご相談内容:
「銀行で両替してもいいかなと思ってたけど、試しに見てほしくて」
対応内容:
・御即位記念金貨、地方自治法記念500円銀貨などを多数保管
・金貨は高額査定対象だが、銀貨や500円硬貨は額面かややプレミア程度と説明
・「記念品だから」という思いにも配慮し、残す選択肢も提示
結果:
金貨と一部銀貨を売却、約28万円。残りは「孫に話のタネとして残す」とのことで保管。
「無理に売らせようとしない姿勢が嬉しかった」と高評価をいただきました。
ケース④:大量のアクセサリーと空箱。「これ、ゴミですかね?」
ご相談内容:
「母が大事にしていた箱がたくさんあるんですけど、中身がないものもあるし…」
対応内容:
・ルイヴィトンやティファニー、ロレックスなどの箱・空袋・ギャランティが複数
・本体がなくても、コレクター需要や部品用に価値があることを説明
・ジュエリーについても、一部はメッキ、その他はK18やプラチナで重量査定
結果:
不要と思っていた箱と一部アクセサリーで10万円超の査定に驚かれ、即決でご成約。
「捨てなくて良かった…」と何度も口にされていたのが印象的でした。
“売る”か“残す”かよりも、「相談すること」が第一歩
どのケースでも共通していたのは、
「まず相談して良かった」
「一人で悩んでいたときよりも気持ちが軽くなった」
というお声でした。
遺品には“思い出”が込められています。
無理に手放す必要はありません。
ただ、「価値を知ること」は、次の行動の選択肢を増やしてくれます。
ブランドプラス夙川店では、
無料査定
相談だけでもOK
成立時は交通費全額負担
の体制で、皆さまの「後悔しない選択」をサポートしています。
「これ、どうしたらいいか分からない」――
そんなときこそ、気軽にお立ち寄りください。
当店が大切にしていること ―「思い出」を無下にしない査定
遺品のご相談を受けるたびに、私たちが忘れないようにしていることがあります。
それは、「ただの品物として査定しない」ということです。
査定の対象である前に、それは“誰かが大切にしていたもの”であり、 そしてそれを持ち込む方にとっては、“親との思い出”や“心の整理”に関わる存在であるということ。
私たちは、それを「無下にしない」ことを何より大切にしています。
査定額だけでなく「向き合う姿勢」も評価されるべきと考えます
買取業界では、「いくらで買ったか」「何%利益が取れたか」が成果とされがちです。
しかしブランドプラス夙川店では、金額だけでは測れない“お客様の納得”と“安心感”を最優先にしています。
実際に、
「母がずっと大事にしていたネックレスなので、ぞんざいに扱われたくなかった」
「金額よりも、ちゃんと見てもらえたことが嬉しかった」
「説明が丁寧だったので、気持ちの整理ができた」
というお声を多くいただいています。
私たちが日々心がけている3つのこと
- 【査定は説明ありき】
金額をただ提示するのではなく、
・なぜこの値段なのか
・どういう評価基準なのか
・相場との関係性
などを図や実例を交えて丁寧に説明しています。
→ 特に「なぜこれは売れるのか」「なぜこれは難しいのか」という理由を明確に伝えることが、納得感につながります。
- 【“売らない”選択も尊重】
「思い出が強すぎてやっぱり売れない」
そんな時には、無理に勧めることは絶対にしません。
お客様の中で整理がつくまでお待ちしますし、
「また気持ちの整理がついたらいらしてください」とだけお伝えすることもあります。
当店では、「持ち帰って残す」という選択も正解の一つです。
- 【小さな品にも心を込めて】
時には、メッキのアクセサリーや壊れた時計など、「明らかに価値が低い」と思われる品も持ち込まれます。
それでも私たちは、粗末に扱いません。
実際にあったのは、お母さまが毎日身に着けていた指輪。メッキ製で金額はつきませんでしたが、
「大事なものだから持ち帰って大切にしたい」とおっしゃった娘さんに、無料でサイズ直しのアドバイスを差し上げたこともあります。
その後、そのお客様が他のジュエリーをお持ちくださり、「またあなたにお願いしたい」と言っていただきました。
遺品は“お金に換える”だけじゃない。向き合い方が問われる時代
多くの遺品が、経済的価値と感情的価値の両方を併せ持っています。
その中で、査定士や店舗のあり方が問われるのは、
「その品とどう向き合うか」「その思い出にどう寄り添うか」です。
単なる“買取”ではなく、“人生の一部に寄り添う時間”としての査定。
ブランドプラス夙川店は、そんな想いを胸に、お客様と向き合っています。
だからこそ「誰に見せるか」が大切です
遺品の価値は、相手によって扱いが大きく変わります。
経験豊富な査定士であれば、
・壊れていても価値があるもの
・古くても需要が残っているブランド
・流通ルートが確立しているもの
などを見逃しません。
そして何より、お客様の気持ちに寄り添えるかどうかが、満足度を大きく左右します。
思い出を手放すかどうか、急ぐ必要はありません
最後に――
「査定=売却」ではありません。
まずは、どんな価値があるのかを知ることが第一歩です。
私たちは、売却をゴールとは考えていません。
「この人に見せてよかった」「相談してよかった」
そう言っていただけることこそ、最も大切なことだと考えています。
まとめ:あなたにとって“後悔しない選択”を
遺品整理に「正解」はありません。
誰かが「こうした方がいい」と言っても、それが自分にとって納得できるとは限らない――
それが、「遺されたもの」と向き合う難しさです。
でも、だからこそ大切なのは、“あなたにとって”後悔しない選択をすることです。
大切なのは、「選べる状態」にすること
多くの方が遺品整理に悩むのは、「価値がわからないまま、決断を迫られるから」です。
・これって売ってもいいの?
・残すべきものなの?
・そもそも価値はあるの?
・他の家族とどう共有したらいいの?
こうした悩みに一つずつ答えていくことが、結果として後悔の少ない選択につながります。
当店では、「売却か保管か」をその場で決めなくても構いません。
まずは話を聞かせてください。
それが、「正しい決断」をするための第一歩です。
気持ちの整理がつくまで、急がなくていい
遺品とは、モノでありながら、心に深く結びついている存在です。
中には「まだ売る気持ちにはなれない」という方もいらっしゃいます。
そのお気持ちを、無理に引き出したり、急がせるようなことは決していたしません。
売るのが今じゃなくても構わない。
1年後でも、5年後でも、「納得できたそのとき」でいいのです。
私たちはそのタイミングまで、ずっと待っています。
「相談だけ」でも歓迎します
「これは価値があるのか知りたい」
「誰に聞けばいいか分からない」
「家族には聞きづらいけど、専門家に話してみたい」
そんな方こそ、どうぞ遠慮なくご来店ください。
当店では、査定も相談もすべて無料です。
売却を前提としたご来店でなくても、誠意をもって対応させていただきます。
“向き合った時間”こそが、財産になります
金額に関係なく、「親の遺品とどう向き合うか」という時間は、
そのまま心の整理の時間になります。
たとえ売らなかったとしても、
たとえ何も値段が付かなかったとしても、
「ちゃんと向き合えた」という経験は、必ずあなたの中に残ります。
そして、「あのとき、あの選択をして良かった」と思える日が、きっと来ます。
ブランドプラス夙川店より
私たちは、単なる“買取店”ではありません。
モノを評価するだけでなく、「人の想い」を受け止める場所でありたいと考えています。
・モノを売ることに抵抗がある
・でも、このままにしておくのも心に引っかかる
・誰かに背中を押してほしい
そんなときは、どうか一人で悩まず、当店へご相談ください。
西宮・夙川・芦屋の皆さまにとって、
“後悔しない選択”をサポートできるお店であり続けたい。
それが、ブランドプラス夙川店の願いです。