遺品整理でブランド品・貴金属・時計が見つかった時に最初に確認すべきこと

遺品整理の現場では、エルメス・シャネル・ルイヴィトンなどのブランド品、
K18・Pt900といった貴金属、そしてロレックスやオメガといった時計が見つかることが少なくありません。
しかし、見つけたご家族の多くはこう迷われます。
「形見として残すべきなのか…」
「価値があるのか分からないので処分してしまいそう」
「相続人間で揉めたくない」
ここでは、最初の判断を誤らないための重要なポイントを解説します。
◆ 形見として残すか、売却するかの判断基準
遺品がブランド品であっても、必ずしも売った方が良いわけではありません。
次の質問を自分やご家族に投げかけてみてください:
| 判断のための質問 | 検討内容 |
|---|---|
| 故人の想いが強く残る品か? | 手紙・思い出の写真と結びつく品か |
| 実際に使う予定があるか? | サイズ・デザインが現実的に使えるか |
| 保管による劣化リスクは? | 革の劣化、金属の変色、防湿が必要か |
| 維持コストは必要か? | 時計:オーバーホール費用/保管管理 |
思い出として残したい場合は無理に売却する必要はありません。
一方で、使用予定がなく劣化リスクがある場合は「現金化して価値を次につなぐ」ことも賢い選択肢になります。
◆ 処分・廃棄が最も損をする理由
遺品整理では、価値を知らないまま廃棄してしまうケースが少なくありません。
しかし、以下のようなものにも価値が残っています:
| 廃棄されがちな例 | 実は買取可能な理由 |
|---|---|
| 破損したネックレス、片方だけのピアス | K18・Pt900なら素材価値が残る |
| 内部がベタついたブランド財布 | クリーニングで再販が可能 |
| 古いロレックス、動かない時計 | 部品価値/OHで復活する可能性 |
| 付属品のないバッグ | モデルにより高値が続く場合あり |
西宮・夙川・芦屋エリアの遺品整理では、
「捨ててしまった後に、実は数十万円の価値があったと判明する」 ケースも実際にあります。
例:
「箱もボロボロ、使い込んだヴィトンのバッグ → 3万円以上で成立」
「片方だけのイヤリング → K18素材で数万円の査定」
◆ 西宮・夙川・芦屋エリアで特に多い相談背景
ブランドプラス夙川店では、他地域と比べても遺品整理に関するブランド買取相談が多く寄せられます。
その背景には、地域特性が関係しています。
🔹 高級ブランドを購入・愛用していた世帯が多い
阪神間(西宮・夙川・芦屋・苦楽園)は、
関西の中でも歴史的に富裕層が多く居住するエリアです。
そのため遺品として見つかるブランドには以下のような特徴があります:
- エルメス・シャネル・ヴィトン・ロレックスなど 資産性の高いブランドが多い
- 海外駐在経験や外商利用により、希少モデルが眠っている場合がある
- 貴金属(K18/Pt900)をファッションとして所有していた割合が高い
🔹 「買取店に入るところを見られたくない」心理
地域柄、プライバシー配慮が非常に重要です。
実際に寄せられた声:
「自宅近くの人には知られたくない」
「相続の話はデリケートで、外で話しづらい」
これらの理由で、
個室査定・秘密厳守・LINE査定の需要が非常に高い傾向があります。
🔹 遺品整理に対する価値観の変化
近年は次の考え方が広がっています:
「捨てるのではなく、価値をつないでいく」
ご家族の生活費の補填、相続税対策、施設入居費用など、
遺品の売却がご家族の新しい生活に役立つケースが増えています。
◆ まとめ:最初の判断で結果が大きく変わる
遺品整理でブランド品・貴金属・時計が見つかったら:
| 最初に行うべき行動 |
|---|
| ❌ すぐに捨てない |
| ❌ とりあえずフリマアプリに出さない |
| ✔ 形見として残すか売却するかを冷静に判断する |
| ✔ 専門店へ相談し、資産価値を確認する |
次のステップとして、
この後の章では 相続トラブルを防ぐための手続き や
高く売るためのチェックポイントを解説します。
相続トラブルを防ぐために絶対に知っておきたい法律と手続き

遺品整理で見つかったブランド品・貴金属・時計は、
感覚的には「持ち主がいなくなったモノ」ですが、法律上はそうではありません。
法律上は「相続財産」=お金と同じ扱いになります。
この認識の有無で、あとからトラブルになるかどうかが大きく変わります。
◆ 相続財産としての扱い
遺品のブランド品や貴金属・時計は、
基本的に 現金や預金と同じ「相続の対象」 です。
- 売ればお金になる
- 相続税の計算にも影響する
- 「誰のものにするか」を相続人同士でちゃんと決める必要がある
ということです。
特に注意したいのはここです:
- 「ブランド品だから大した価値はないだろう」と決めつけて
→ 適当に誰かが持ち帰る、勝手に売る - 後から
→「それ、本当は何十万円もしたんじゃないの?」
→「自分の取り分が減っているのでは?」
と、疑われる火種になりがちです。
なので、理想はこんな流れです:
- まずは「遺品リスト」を簡単でもいいので作る
- ブランドバッグ、時計、指輪、ネックレスなどをざっくりメモ
- 相続人全員で「どう取り扱うか」を話す
- 形見として誰が持つのか
- 売却して現金を分けるのか
- その上で「売る」場合は買取店など専門家に相談する
「勝手に持って帰る」より、
一度テーブルにモノを全部出すイメージがトラブル回避になります。
◆ 相続人が複数いる場合の注意点
相続人が1人ならまだシンプルですが、
複数いる場合(配偶者+子ども複数、兄弟など)は一気にややこしくなります。
🔹 よくあるトラブルのパターン
- 「価値を知らないうちに誰かが持ち去った」問題
- 「形見としてもらった」
↔ 「いや、それはみんなで分けるべき財産だったのでは?」
- 「形見としてもらった」
- ブランド品だけ先に売って、他の人に事後報告
- 「売ってお金にしたけど、相続分には入れていない」
→ 不公平感・不信感につながりやすい
- 「売ってお金にしたけど、相続分には入れていない」
- 価値のばらつき問題
- Aさん:ヴィトン3点
- Bさん:ノーブランド雑貨
→ 「同じ相続人なのにモノの価値が全然違う」と揉める
🔹 避けるためにできること
- ① まずは「情報共有」する
- 「こんなブランドバッグがあった」
「ロレックスらしき時計がある」
だけでもいいので、写真付きで共有する
- 「こんなブランドバッグがあった」
- ② 価値が高そうなモノほど、先に査定に出す
- 全員に「査定結果(いくらぐらいか)」を共有
→ その上で「誰が持つ / 売って分ける」を決める
- 全員に「査定結果(いくらぐらいか)」を共有
- ③ お金に換えるなら「公平に分ける」のを約束する
- 「売却金額は相続財産に含めて、みんなの取り分に反映させる」
と前もって話しておく
- 「売却金額は相続財産に含めて、みんなの取り分に反映させる」
このひと手間で、後からのギスギス感をかなり減らせます。
◆ 勝手に売却した場合に起こり得るリスク
これが一番やりがちで一番危ないところです。
「片付けのついでに、私がまとめて売っておきました」
「どうせ誰も使わないから、私が処分しました」
気持ちは分かるのですが、法律的にはグレーどころか真っ黒に近づく可能性があります。
🔹 起こり得ること
- 不公平な相続として責められる
- 他の相続人から
「売却額を含めて、自分の取り分を再計算してほしい」
「知らないうちに勝手に財産を処分された」と不信感を持たれる
- 他の相続人から
- 最悪の場合、「不当利得」「損害賠償」の話に発展することも
- 法律上は、「勝手に処分して、自分だけ利益を取った」と見なされる余地がある
- 相続そのものへの不信感を招く
- 「他にも勝手に処分したものがあるのでは?」
→ 通帳・証券・不動産の話まで疑われる
- 「他にも勝手に処分したものがあるのでは?」
🔹 じゃあどうすれば安全か?
- 売却前に、できるだけ
「相続人全員に『売るつもり』を伝える」 - 可能なら、
- 「◯◯のバッグを査定に出したい」
- 「結果、△△円だった」
をグループLINEなどで共有しておく
- 売ったお金を相続財産として扱う前提で動く
「勝手に」「内緒で」よりも、
「事前共有」「事後報告」を徹底するだけで、トラブルリスクは激減します。
◆ 専門家に相談すべきケース
こんな場合は、早めに税理士・司法書士・弁護士などに相談するのがおすすめです。
- 相続人同士の関係が元々あまり良くない
- 財産総額が大きく、相続税の対象になりそう
- 不動産・株・保険など、複雑な財産が多い
- 遺言書の内容と、実際の遺品の分け方がズレている
ブランドプラスのような買取店ができるのは
「モノの価値を適正に見極めて、いくらくらいになるかをお伝えすること」
であって、相続の最終決定権は相続人全員+必要に応じて専門家にあります。
◆ まとめ:相続トラブルを避ける3か条
- ブランド・貴金属・時計も「相続財産」として扱う意識を持つ
- 複数の相続人がいる場合は、「勝手に決めない・勝手に売らない」
- 売却するときは、査定結果と売却額をみんなで共有する
この最低限のルールを守るだけでも、
「あとから揉めるリスク」をかなり下げることができます。
高価買取につながりやすいブランド品とは?

遺品整理で見つかったブランド品には、資産価値が残っている場合が多くあります。
とくに西宮・夙川・芦屋エリアでは、外商利用や海外渡航経験のあるご家庭も多く、
市場で高額取引されるブランド品が見つかるケースが目立ちます。
ここでは、高価買取につながりやすい代表ブランドと、査定が大きく変わるポイントを解説します。
◆ 高価買取になりやすいブランド代表例
遺品として多い、かつ市場評価が高いブランドはこちらです:
| ブランド | 高く売れやすい理由 |
|---|---|
| エルメス(HERMÈS) | 希少性・耐久性・資産性が非常に高い |
| シャネル(CHANEL) | マトラッセなど特定モデルの継続的需要 |
| ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton) | 中古需要が安定、状態が悪くても値段が付きやすい |
| カルティエ(Cartier) | ジュエリー・時計双方に世界的市場がある |
この4ブランドは、相場の下落が起きにくいことが大きな特徴です。
遺品整理ではまず最優先で価値確認すべきブランドといえます。
◆ バッグ・財布・アクセサリーで査定額が変わるポイント
同じブランドでも、以下の条件で査定額が大きく変動します。
🔹 バッグ(特にエルメス・シャネル・ヴィトン)
| 高価評価になる条件 | 理由 |
|---|---|
| 付属品が揃っている(箱・保存袋・レシート・外商カード) | 正規品確認が容易、再販価値UP |
| 人気カラー/素材(黒・金具ゴールド/トゴ革等) | 市場ニーズが高い |
| 型崩れ・角スレが少ない | 見た目が価格に直結 |
| 廃盤・限定・レアモデル | コレクター需要が強い |
例:エルメス バーキン/ケリー/ボリード シャネル マトラッセ など
🔹 財布・小物
財布やキーケースも、次の条件で価格アップが期待できます:
- 箱・カード・刻印情報が確認できる
- ベタつき・剥がれがない
- 現行に近いモデル・人気ライン
特にヴィトンは ダメージがあっても買取可能なケースが多いです。
🔹 ジュエリー・アクセサリー(カルティエなど)
| 重要ポイント | 理由 |
|---|---|
| K18・Pt950など素材価値がある | 地金価格が相場の下支えになる |
| ダイヤの品質が明記されている(鑑定書) | 価格算定が正確になる |
| 人気デザイン(ラブ/トリニティ) | 資産性が高く世界需要がある |
遺品の中で「小さな箱に入っているもの」ほど見逃せないカテゴリです。
◆ 流通相場が上がりやすいカテゴリー
市場で特に値上がりが期待できる分野は次の3つです:
| カテゴリー | 上がりやすい理由 |
|---|---|
| ラグジュアリーバッグ | 世界的需要/レザー価格上昇/インフレ要因 |
| ゴールドジュエリー(K18) | 金相場の歴史的上昇トレンド |
| 高級時計(特に自動巻) | ロレックスなど中古市場が投資対象となっている |
特にロレックスは、故人が長年大切に使っていた時計が
50万〜200万円以上になるケースも珍しくありません。
◆ 西宮・夙川・芦屋エリアで見つかりやすい具体例
ブランドプラス夙川店での相談で特に多い遺品例:
| カテゴリー | 相談が多いモデル例 |
|---|---|
| バッグ | エルメス:バーキン/ケリー/ガーデンパーティ |
| 時計 | ロレックス:デイトジャスト/デイデイト/サブマリーナ |
| 財布 | ルイヴィトン:モノグラム/ダミエライン |
| ジュエリー | カルティエ:ラブブレス/トリニティリング |
※状態不問・付属品なしでも査定可能な場合があります。
◆ 見た瞬間に査定依頼すべきサイン
遺品整理で以下のワード・刻印を見かけたら、そのまま袋に入れてご相談ください:
🔍 バッグに「HERMÈS」「CHANEL」「Louis Vuitton」
🔍 時計に「ROLEX」「OMEGA」「Cartier」
🔍 ジュエリーに「K18」「750」「Pt900」「Pt950」刻印
これらは、資産としての価値が残っている可能性が非常に高い品物です。
◆ まとめ:遺品ブランドの価値を見落とさないために
| 最重要チェック項目 |
|---|
| ブランド名を確認する(特に4大ブランド) |
| 付属品やカード類を捨てない |
| 損傷・ベタつきがあっても査定前に処分しない |
| 相場が動いている可能性があるため、最新評価に出す |
ブランド品は、遺品の中で最も誤廃棄されやすく、最も価値を残しやすい資産です。
売却するかどうかはその後で構いませんので、まずは状態や価値を確認してみてください。
貴金属(金・プラチナ)の価値が大きく変わる重要ポイント

遺品整理で見つかった指輪・ネックレス・ブレスレット・コインなどの貴金属は、
ブランド品と同様に相続財産としての価値がある重要な項目です。
さらに近年、金価格が過去最高水準を更新する局面が続いています。
「使わなくなったアクセサリーなのに、数十万円以上の査定になる」ケースも珍しくありません。
ここでは、貴金属の査定額を左右する3つの重要ポイントを解説します。
◆ ① 比重測定と刻印の読み方(K18/Pt900など)
貴金属の価値判断で重要な指標が次の2つです:
| チェック方法 | 何が分かる? |
|---|---|
| 刻印(K18/K14/Pt900/Pt950など) | 金やプラチナの含有率 |
| 比重測定(比重計で測定) | 刻印通りの純度かどうか、メッキか合金か |
🔹 金の刻印例と含有量
| 刻印 | 含有率(純度) | 説明 |
|---|---|---|
| K24 / 純金 | 99.9% | 柔らかく加工品に不向き |
| K18 | 75% | アクセサリーに最も多い |
| K14 | 58.5% | 海外製のジュエリーに多い |
| K10 | 41.7% | 国産アクセサリーに多い |
🔹 プラチナ刻印の例
| 刻印 | 含有率 |
|---|---|
| Pt1000 | 100% |
| Pt950 | 95% |
| Pt900 | 90% |
| Pt850 | 85% |
刻印がある=確実に本物、とは限りません。
遺品整理では古いジュエリーに刻印がかすれていることもあるため、
比重測定で正確な判定を行います。
◆ ② 壊れた指輪・片方しかないピアスも価値がある理由
「切れている」「変形している」「片方しかないピアス」は
価値がないと思われがちですが、実際は買取対象です。
理由はシンプル:
金・プラチナは “素材そのもの” に価値がある資産だから
つまり 溶かして再利用が可能なため、形は問いません。
実際に買取できるケース
| 状態 | 買取可? | 理由 |
|---|---|---|
| 指輪が変形している | ◎ | 重量×相場で算定 |
| ネックレスが切れている | ◎ | 破損していても地金価値あり |
| 片方だけのピアス | ◎ | 小さくてもK18なら価値が残る |
| 金歯・工業用金属 | ○ | 純度測定は必要 |
遺品整理では 「壊れているから捨てた」という後悔が非常に多い品目です。
まずは小さな袋にまとめて保管しておくことが大切です。
◆ ③ 金相場が上がるタイミングと売却判断
金相場は日々変動していますが、上がりやすい局面には一定の傾向があります。
🔹 金価格が上昇しやすい主なタイミング
| 原因 | 背景 |
|---|---|
| 世界経済の不安 | 有事に強い「安全資産」として買われる |
| 円安が進む局面 | 円建て金価格が上昇しやすい |
| 資源・エネルギー価格の高騰 | インフレ防止資産として需要増 |
西宮・夙川・芦屋エリアでは次のような売却判断が多いです:
「すぐ現金が必要ではないが、相場が高い今のうちに一部を売却したい」
「遺品整理で大量に出てきたので、複数回に分けて売りたい」
🔹 迷ったらどうする?
金相場は予測が非常に難しいため、
- 一括でまとめて売らなくても良い
- 一部を現金化し、残りは保留する
- 相場が動いたときに再査定する
という方法が安全です。
※ブランドプラスでは無料で相場推移の相談が可能です。
◆ 遺品整理の貴金属で特に多い相談例(当店ケース)
| よくあるご相談内容 |
|---|
| 刻印は読めないけれど金か判断してほしい |
| 故人の指輪が100点以上見つかったので仕分けしてほしい |
| 金歯やインゴットのようなものが出てきた |
| 時計とジュエリーが混ざって見分けがつかない |
量が多い場合は、LINEで写真査定 → 店舗 or 出張査定の流れが安心です。
◆ まとめ:貴金属査定で失敗しないためのチェックリスト
| 必ず確認したいポイント |
|---|
| 刻印表記(K18/Pt900 など)を探す |
| 刻印が見えなくても比重測定で判定できる |
| 壊れている品、片方のピアスも捨てない |
| 相場が高い時期は売却候補に入れる |
| 相続財産として取り扱う意識を持つ |
遺品のブランド時計を売却する際に失敗しないための条件
遺品整理で見つかった時計の中には、資産価値が非常に高いものが含まれている場合があります。
特に西宮・夙川・芦屋エリアでは、
- 長年外商で購入していた方
- 海外赴任の経験があり現地で購入した方
- 記念品や退職祝いとして高級時計を受け取った方
が多く、ロレックス・オメガ・カルティエ・ブルガリなどが遺品として見つかることは珍しくありません。
ここでは、遺品の時計を売却する前に必ず知っておきたい条件と価値判断のポイントを解説します。
◆ 高価買取につながりやすい代表ブランド
| ブランド | 特徴/なぜ高く売れるのか |
|---|---|
| ROLEX(ロレックス) | 世界的需要/資産性が非常に高い/アンティーク価値も上昇 |
| OMEGA(オメガ) | スピードマスター等の人気シリーズが中古市場で安定 |
| Cartier(カルティエ) | タンク・サントスなどドレスウォッチの評価が高い |
| BVLGARI(ブルガリ) | 機械式時計・ジュエリー要素の双方から評価 |
この4ブランドは、「止まっている状態」でも価値が落ちないことがある点が重要です。
◆ 保証書(ギャランティ)・箱・ベルトの重要性
時計の査定で最も誤解が多いのがこちらです:
「保証書がないと売れませんか?」
→ 売れます。ただし査定額に違いが出ます。
🔍 なぜ付属品で金額が変わる?
| 付属品 | 影響度 | 理由 |
|---|---|---|
| 保証書(ギャランティ) | ★★★ 最も重要 | 正規品確認・流通価値が大きく上がる |
| 箱/外箱 | ★★ | コレクター需要、プレゼント需要に影響 |
| コマ(ブレス調整部品) | ★★ | サイズ調整可能で再販しやすい |
| 替えベルト | ★ | 革/ラバー消耗時の需要 |
| 取り扱い説明書 | ★ | 相場影響は小だがあると評価UP |
ロレックスの場合、保証書の有無で数十万円以上差がつくこともあります。
◆ 時計が「止まっている」「壊れている」場合の扱い
「動かない時計=売れない」と思われがちですが、実際は違います。
● 売却できる理由
- 機械式時計はオーバーホール(修理)で復活できる可能性がある
- ブランド時計は部品自体に価値がある
- アンティーク市場では「オリジナル状態」が重要視されることがある
止まったロレックスが 数十万〜100万円以上で取引される例もあります。
◆ オーバーホール歴と査定額の関係
時計は車と同じで、メンテナンス履歴が価格に影響します。
| 状態 | 査定で有利? | 理由 |
|---|---|---|
| 数年以内に正規店OH済 | ◎ 非常に有利 | 動作保証/内部状態の信頼性UP |
| 民間工房でOH済 | ○ 有利だが差が出る | 正規よりは評価はやや下がる場合あり |
| 長年OHなし | △ 価格は付くが減額要因 | 故障・油切れの可能性 |
※OH=オーバーホール(分解清掃)
ただし、注意点があります:
売る前に無理にオーバーホールしない方が良いケースもある。
理由:
数万円〜10万円以上かかり、査定額が費用以上に伸びないケースがあるため。
まずは査定→必要ならOHが基本です。
◆ 遺品の時計でよくある誤解
| よくある誤解 | 実際は… |
|---|---|
| バンドが劣化しているから価値がない | → 本体のムーブメントが価値の中心 |
| だいぶ古いので値段はつかない | → アンティーク市場でむしろ高騰する場合 |
| 止まっている=壊れている | → 単に油切れの可能性 |
| 箱や保証書がないので査定は無理 | → 査定可能、ただし評価に差が出る |
◆ 西宮・夙川・芦屋で見つかりやすい遺品時計の傾向
ブランドプラス夙川店で実際に多い相談:
| 傾向 | 具体例 |
|---|---|
| 外商・百貨店で購入 | ロレックス/カルティエ |
| 退職記念の時計 | オメガ/ロンジン |
| 祖父の形見 | アンティークロレックス/セイコー国産ヴィンテージ |
| 海外赴任で購入 | チューダー/IWC/タグホイヤー |
◆ 失敗しない遺品時計売却チェックリスト
✔ 保証書・箱・コマは探せる範囲で探す
✔ 無理に磨いたりせず、現状のまま査定へ
✔ 「止まっている=売れない」と判断しない
✔ 相続人全員と売却方針を共有する
✔ 査定額は複数店舗または専門店で確認
◆ まとめ
遺品時計売却で最も危険なのは、
価値が分からないまま処分してしまうこと
です。
ロレックスやオメガは、
銀行の預金と同じ「資産」として残っている可能性があります。
査定は、売却を決めていなくても問題ありません。
まずは現状を把握し、家族が不利益を受けない判断をすることが大切です。
高く売れるかが決まる「付属品」と保管状態チェックリスト

ブランド品・時計・ジュエリーの査定額を大きく左右するのが、
**「付属品が揃っているか」と「どの状態で保管されていたか」**という要素です。
中古市場では、同じモデルでも付属品の有無だけで査定額が数万円〜数十万円変動するケースもあります。
遺品整理では、付属品が別の場所に保管されていることも多く、必ず注意が必要です。
◆ 付属品による査定額の変動幅(最大◯%変動の可能性)
ブランドによって差はありますが、査定額は以下のように変動します:
| 品目 | 付属品が揃っている場合の査定変動目安 |
|---|---|
| ロレックス(時計) | 最大 30〜50% 変動する場合あり(保証書の有無で数十万円差) |
| エルメス・シャネル・ヴィトン バッグ | 10〜30% の変動が一般的 |
| カルティエ/ティファニー(ジュエリー) | 5〜20% の変動 |
| 貴金属のみ(K18・Pt900) | 基本は重量計算のため変動は小さめ。ただし鑑定書でダイヤ評価に差が出る |
付属品の例:
| 代表する付属品 | なぜ重要? |
|---|---|
| 箱 | 保管・再販時に有利、真贋確認の補強 |
| 保存袋(布袋) | 革・金属の劣化を防ぎ査定額安定 |
| 保証書/ギャランティ | 正規品証明として市場価値が大きく上がる |
| コマ(時計ベルト調整部品) | サイズ調整・再販価値アップ |
| 領収書/外商カード/修理明細 | 購入履歴の証明になりやすい |
遺品整理では、付属品が別の引き出しや棚から後日見つかることが多いため、査定前に探す価値があります。
◆ 保管状態が査定に影響するポイント
ブランド品で特に問題になりやすいのが、
ニオイ・カビ・ベタつき(加水分解) です。
▼ よくある劣化例
| 状態 | 起こりやすいブランド/素材 |
|---|---|
| カビ臭・タバコ臭が染みつく | 布/スエード/キャンバス素材 |
| ベタつき・内装の剥離 | ヴィトン(ダミエ/エナメル)・シャネルの古いモデル |
| 金具の劣化・緑青(ろくしょう) | 金具付きバッグ、時計ブレス |
▼ 保管で避けたい環境
| 避けるべき場所 | 理由 |
|---|---|
| 押し入れ奥の湿気がこもる場所 | カビ・ベタつき発生 |
| 直射日光が当たる場所 | 変色・革硬化の原因 |
| 消臭剤・芳香剤の近く | 化学反応による素材ダメージ |
| 新聞紙に直接包む | インク移行や色移りのリスク |
◆ 自宅でやってはいけないNGクリーニング
遺品のブランド品で特に多いトラブルがこちらです:
「売る前にきれいにしておこうと思って…」
→ 結果、査定額が大幅に下がってしまう
絶対に避けたいNG対応:
| NG行為 | なぜ危険? |
|---|---|
| 市販の革クリームを塗り込む | シミ・色ムラ・変質の原因 |
| 除菌シート・ウェットティッシュで拭く | 革・コーティングが剥離する可能性 |
| ドライヤーや天日干しで乾燥 | 変形・ひび割れの原因 |
| 金属磨きで時計・金具を擦る | 本来の仕上げ(ポリッシュ)を損なう |
| ベビーパウダーでベタつきを吸収 | 内部に粉が残り、クリーニング不可になることも |
バッグや革小物は、何もしない状態がもっとも安全です。
◆ 自宅でできる「正しい一次保管措置」
やるべき対策はシンプルです:
| 正しい対処 | ポイント |
|---|---|
| 風通しの良い場所で陰干し | 湿気だけ軽く飛ばす |
| 保存袋・布袋に入れて保管 | 直置き・接触劣化を防ぐ |
| におい移り防止に新聞紙ではなく無臭の乾燥剤 | 化学反応しないものを使用 |
※強いニオイやカビがある場合は、専門クリーニングor買取店へ相談が最適です。
◆ 高く売るための付属品・状態チェックリスト
査定前に以下を確認できると、より正確な価格が期待できます:
🔍 付属品チェック
☑ 箱・保存袋
☑ 保証書・ギャランティカード
☑ 領収書・外商カード・修理明細
☑ 時計コマ・替えベルト
☑ 鑑定書(ジュエリー・ダイヤ)
🔍 状態チェック
☑ ベタつき・カビ・臭いはあるか
☑ 角スレ・変色・金具劣化はあるか
☑ 自宅で触る前の状態で保管できているか
◆ まとめ
ブランド遺品の査定額は、
価値そのもの × 付属品の有無 × 保管状態
で決定します。
特に遺品整理では、
付属品が後から見つかることで査定額が数十万円上がることもあります。
迷ったときの原則:
「自分で直さない・拭かない・磨かない」
→ 現状のまま査定が最も安全
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遺品ブランドの売却先はどこが良い?比較と注意点

遺品整理でブランド品や時計、ジュエリーが見つかった場合、
どこに売却するかによって最終的に手元に残る金額が大きく変わります。
売却先を誤ると、
- 本来より 数万円〜数十万円 安く売ってしまう
- 偽物トラブルや返品騒動 に巻き込まれる
- 相続人同士で 「どこに売ったか」で揉める
といったリスクがあります。
ここでは、代表的な売却方法をメリット・注意点とともに比較します。
◆ 売却先の比較表
| 売却方法 | メリット | 注意点・デメリット |
|---|---|---|
| フリマアプリ(メルカリ/ヤフオク/ラクマ) | ・自分で価格設定できる ・写真を公開するため相場が把握しやすい | ・偽物申告トラブルが多い ・発送事故や紛失リスク ・相続人間で売却額の透明性確保が必要 |
| 質屋/リサイクル店 | ・店舗が多く気軽に持ち込みできる ・即現金化できる | ・ブランド・時計・貴金属により査定の得意・不得意が分かれる ・市場相場と差が出るケースあり |
| ブランド専門買取店(推奨) | ・ブランドごとの最新相場に精通 ・バッグ/時計/ジュエリーを総合査定できる ・相続財産として価格根拠を残せる | ・店舗選びが重要 ・査定力に差がある(公式HPの情報で見極め推奨) |
◆ フリマアプリ売却のリアルな注意点
遺品整理で最もトラブルが多いのがこのパターンです。
❌ よくあるトラブル
| トラブル例 | 内容 |
|---|---|
| 偽物申告による返品要求 | 購入者との真贋トラブルが発生 |
| すり替え被害 | 本物を発送したのに偽物と入れ替えて返品されるケース |
| 発送事故・紛失 | 高額品ほど保険・追跡が必須 |
| 相続人間の不信感 | 売却金額が不透明になり揉めるリスク |
✔ 相続財産として扱う場合、法律的にも推奨されない売却方法です。
◆ 質屋・リサイクル店のメリット&限界
気軽に入れる点は大きな利点ですが、注意点もあります。
【メリット】
- 駅前や商店街に多く持ち込みやすい
- 即日現金化できる
- 品物によっては相場通りになることもある
【注意点】
- ブランド全般を広く取り扱うが、深い査定が不得意なことがある
- 時計・宝石・ヴィンテージ相場に弱い場合がある
- 遺品として品数が多い場合、総合評価が分散しやすい
◆ なぜ専門買取店が推奨なのか(相続との相性)
ブランド、時計、貴金属は資産価値のある相続財産です。
専門買取店が強い理由は次の通り:
| 専門店が最適な理由 |
|---|
| ブランドごとの市場相場を日々調査している |
| 時計(ロレックス等)・貴金属・宝石を一括査定できる |
| 遺品整理案件の対応経験がある店舗が多い |
| 査定内容を記録し、相続人に共有しやすい |
遺品整理で最も重視すべきは
「いくらで売ったか」ではなく「なぜその金額になったのか」
という説明責任です。
専門買取店は、この点で相続トラブル防止に大きく貢献します。
◆ 適切な専門買取店を選ぶためのチェック基準
✔ ブランド・時計・貴金属を専門的に扱っているか
✔ 遺品整理・相続案件の取り扱い実績があるか
✔ 目の前で査定し、説明してくれるか(非透明査定は避ける)
✔ キャンセル料や手数料が発生しないか
✔ Google口コミ・評価の信頼性が高いか(購入型レビューに注意)
◆ 遺品整理の売却先選びまとめ
| 最も避けたい選択 | 不透明な売却(相続トラブルの元) |
|---|---|
| 推奨方法 | ブランド専門買取店での査定 → 相続人へ結果共有 |
まずは査定だけに留め、以下の流れが安全です:
① 遺品のブランド・時計・貴金属を仕分け
② 専門買取店で査定(LINE査定併用可)
③ 相続人全員へ結果共有
④ 売却するか保留するかを決定
★ 西宮・夙川・芦屋エリアで売却先を探している方へ
ブランドプラス夙川店では:
- 遺品整理・相続に強い専門査定
- 1点〜大量一括査定まで対応
- 査定・キャンセル無料/完全個室/秘密厳守
- LINE写真査定で遠方の親族とも共有可能
- 1万円以上のご成約で「お米プレゼント」実施中
(※特典は期間により変更となる場合があります)
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西宮・夙川・芦屋で遺品ブランドの相談が増えている理由 & 店舗案内
近年、西宮・夙川・芦屋エリアでは、
「遺品整理で見つかったブランド品・貴金属・時計をどうしたらいいか分からない」
というご相談が確実に増えています。
背景には、この地域ならではの ブランド保有率の高さ と、
相続・家族関係・ご近所付き合いといった デリケートな事情 が重なっています。
ここでは、なぜこのエリアでご相談が増えているのか、
そしてブランドプラス夙川店がどのような形でお手伝いをしているのかをお伝えします。
◆ 富裕層エリア特有の「ブランド品・貴金属・時計」の保有傾向
阪神間でも、西宮・夙川・芦屋は昔から落ち着いた住宅街・ハイクラス層の多いエリアとして知られています。
そのため遺品として見つかる品物にも、次のような特徴があります:
- エルメス・シャネル・ルイヴィトンなどのハイブランドバッグ
- ロレックスやオメガなどの高級時計
- K18・Pt900のジュエリー・指輪・ネックレス
- 外商や百貨店で購入された限定モデルや希少品
こうしたお品物は、
見た目がシンプルでも 「数十万円〜百万円単位の価値」 を持っていることがあります。
「そんなに価値があると思っていなかった」
「昔の物だし、あまり使っていなかったから安いと思っていた」
というお声は非常に多く、
相続財産として正しく評価されていないケースも少なくありません。
◆ プライバシー配慮が特に重要なエリア
この地域のご相談者様から、よくこんなお話を伺います。
「近所の人に、遺品整理や相続のことをあまり知られたくない」
「『買取店に行っている』ところを見られるのが少し抵抗がある」
「家族の事情だから、静かに相談したい」
相続や遺品整理は、とても個人的で繊細なテーマです。
「誰にでも気軽に話せる内容ではない」というお気持ちは当然だと思います。
だからこそ、
プライバシーへの配慮・相談しやすい環境づくり が、
一般的な買取以上に重要になってきます。
◆ ブランドプラス夙川店の遺品査定の強み
ブランドプラス夙川店では、
こうした地域の声にお応えするため、次のような体制を整えています。
1. 個室空間での「ゆっくりお話しできる査定」
店内は、外から中が見えにくく、
お一人おひとりとしっかり向き合ってお話できるスペースをご用意しています。
- 遺品整理の経緯
- ご家族のご意向
- 形見として残すもの/売却して整理するもの
などを、世間話も交えながら丁寧に伺い、
「無理に売却を勧める」のではなく、
「売らない方が良いと思うものは、正直にそうお伝えする」
というスタンスで対応しています。
2. 個人情報・相談内容は「秘密厳守」
- お持ち込みいただいたお品物や
- 査定金額の内容
- 相続やご家族の状況
について、第三者へお伝えすることは一切ありません。
「家族のことだから、静かに相談したい」
という方にも安心してご利用いただけるよう、
秘密厳守を徹底しています。
3. ブランド・貴金属・時計をまとめて査定できる
遺品整理の現場では、
- バッグ
- 貴金属
- 時計
- ジュエリー
- 小物類
が一度に大量に出てくることが多くあります。
ブランドプラス夙川店では、
- エルメス・シャネル・ヴィトンなどのブランドバッグ
- K18・Pt900などの貴金属
- ロレックス・オメガなどの高級時計
をまとめて整理・査定できます。
「これは金です」「これはブランドです」「これは時計です」
といった 仕分けからのスタート も可能ですので、
「とりあえず全部持ってきた」という状態でも問題ありません。
◆ LINE査定で「一度持ち帰って家族と相談」が可能
遺品整理や相続では、
「自分だけで決めてしまうのが不安」
「一度家族と話してから決めたい」
という方も多くいらっしゃいます。
ブランドプラス夙川店では:
- 店頭で査定 → その場で売らなくてもOK
- 査定金額をメモ・LINEでお渡し → ご自宅で家族と共有
- 後日、改めて売却のご判断をいただく
という流れも可能です。
また、ご来店前に
- LINEで写真を送っていただき
- 「おおよその金額」や「持ってきた方がいいかどうか」
をお伝えする 事前相談(LINE査定) もご利用いただけます。
◆ 出張査定のご相談も可能です
量が多い場合や、
「ご高齢のご家族がいて持ち運びが難しい」
といったケースでは、出張査定のご相談も承っています。
- ご自宅まで訪問
- その場で仕分け・査定
- 売却するもの・残すものを一緒に考える
といった形で、
できるだけご負担の少ない方法をご提案いたします。
※出張対応エリアや日程については、事前にお電話またはLINEでご相談ください。
◆ 店舗案内|西宮・夙川・芦屋エリアからのアクセス
ブランドプラス 夙川店
- 住所:兵庫県西宮市屋敷町22-24
- アクセス:阪神バス「森具」バス停すぐ/ライフ夙川店向かい
- 電話番号:📞 0798-22-2577
- 営業時間:10:00〜19:00
- 定休日:水曜日
西宮・夙川・芦屋・苦楽園・西宮北口エリアから、
遺品整理・相続に伴うブランド・貴金属・時計のご相談を多くいただいております。
「いきなり売るのは不安…」
「とりあえず話だけ聞きたい」
という方も、どうぞお気軽にご相談ください。
